改装のため高橋菓子店が77年の歴史に幕!
通福生(みちふさ)通算4号
昭和の佇まい、ついに見納め
杉並区は松庵にある高橋菓子店。
実は店長広川の同級生のご実家です。
和菓子はもちろん、
古き良き昭和の佇まいのままに
駄菓子やおもちゃが置いてあります。
たびたびメディアに取り上げられるくらい
風情あるお店だったのですが、
今回耐震対策のため、
改装することになったようです。
あの佇まいが好きで訪れるお客様も
少なくなかったはず。
とても残念ですが、
建物の耐震性には代えられません。
最後に撮影でき良かったです。
次はエム島さんの寄稿です。
踏切に引っかかると幸せになる

写真:友人Y田君撮影1994~1995年
私は20年前ぐらいに
コチラに引っ越してきた。
以前、住んでいた場所は
私鉄沿線ターミナル駅で
5分に一本の電車は常時くる場所であった。
この八高線に出会ったとき、
冷房はなく扇風機、ディーゼルエンジン、
扉が手動、2両編成なのにトイレ付
…ずいぶんと驚かされたものだった。
コチラの友人は口を揃えて言う。
「八高線の踏切に引っかかると幸福になれる」
こんな伝説がこの沿線の一部では
有名だったのだ。
本数が少ないから、踏切に引っかからない。
ただそれだけなのだが…
昨今のスピード社会において、
踏切でイライラする人も多いかもしれない。
私は、この八高線の踏切に引っかかるとき
彼らの言葉を思い出す。
「踏切に引っかかると幸せになる」
そんな余裕を持った
八高線の踏切と電化にはない
雨にも風にも負けず停電でも走った、
この車両の力強さを身につけ
前進していきたい。(エム島)
何だか八高線て素敵ですね!
エム島さん寄稿大感謝です。