改装のため高橋菓子店が77年の歴史に幕!
通福生(みちふさ)通算4号
昭和の佇まい、ついに見納め
杉並区は松庵にある高橋菓子店。
実は店長広川の同級生のご実家です。
和菓子はもちろん、
古き良き昭和の佇まいのままに
駄菓子やおもちゃが置いてあります。
たびたびメディアに取り上げられるくらい
風情あるお店だったのですが、
今回耐震対策のため、
改装することになったようです。
あの佇まいが好きで訪れるお客様も
少なくなかったはず。
とても残念ですが、
建物の耐震性には代えられません。
最後に撮影でき良かったです。
次はエム島さんの寄稿です。
踏切に引っかかると幸せになる
私は20年前ぐらいに
コチラに引っ越してきた。
以前、住んでいた場所は
私鉄沿線ターミナル駅で
5分に一本の電車は常時くる場所であった。
この八高線に出会ったとき、
冷房はなく扇風機、ディーゼルエンジン、
扉が手動、2両編成なのにトイレ付
…ずいぶんと驚かされたものだった。
コチラの友人は口を揃えて言う。
「八高線の踏切に引っかかると幸福になれる」
こんな伝説がこの沿線の一部では
有名だったのだ。
本数が少ないから、踏切に引っかからない。
ただそれだけなのだが…
昨今のスピード社会において、
踏切でイライラする人も多いかもしれない。
私は、この八高線の踏切に引っかかるとき
彼らの言葉を思い出す。
「踏切に引っかかると幸せになる」
そんな余裕を持った
八高線の踏切と電化にはない
雨にも風にも負けず停電でも走った、
この車両の力強さを身につけ
前進していきたい。(エム島)
何だか八高線て素敵ですね!
エム島さん寄稿大感謝です。